阿波踊りのススメ

ここ5〜6年毎年阿波踊りを観に、

毎年お盆の時期は聖地徳島へ行っています。

阿波踊りシーズンはホテルもほとんど取れないし、超暑いし、

いい加減何度も行ってると特に真新しい観光スポットもイベントもないんだけど..、

日本全国でこんなに心から美しいと思えて、楽しめる祭り

なんてあるんでしょうか。

いや、ない。絶対。

阿波踊りは本当に本当に素晴らしいんです。

何が魅力なのか?今日はそれについて書きたいと思います。

阿波踊りの魅力は、大きく3つ。

 

1.阿波の踊り子の美しさ

秋田美人、博多美人、京美人。。。

色々言うけれど、誰が言ったんでしょうか。

日本の誇る美人は阿波に有り。

あの阿波踊りの期間、編み笠を被ってる女性は

(※編み笠...これ▼)

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間違いなく、日本が世界に誇る美しさ。

傘から覗く凛としたうなじや、真っ赤な口紅を施した口元

素肌なんてほとんど見えないにも関わらず、艶やかな女性を思わせる所作に指先

みんながみんな美しい。もう美しい。

徳島にはこんな美人がわんさか眠っていたなんて...どうかしてるって美しさ。

個人的には、編み笠を被らないえびす連の女性の男踊りも大好き。

(※連...いわゆるグループ。徳島には阿波踊りの連が数百あり、人数が多かったり、歴史の古い連は有名連と呼ばれる。えびす連もその一つ。)

(※男踊り...女踊りと男踊りが存在し、女は基本優雅に美しく、男は力強く奔放に踊る。男踊りをする女性もおり、また艶やかで魅力的)

よく阿波踊りではタレントや女優も連に混じって、東京からやってきて

企業のPRをしてるんですが、

正直、徳島県民の阿波の踊り子の魅力を前にしたら本当に蛇足。

踊り方に、身のこなし...、ちょっと引っ込んでろと言いたくなる。

 

2.お年を召した方こそ輝く

日本全国見え隠れする少子化に後退していく文化。

徳島の阿波踊りにもそんな影が一切ないとは言いません。

がしかし、阿波踊りはね、お年を召した方が一番かっこいい。

年季の入った踊り方。ちょっとした指先の動きでさえ

その人の永年踊ってきた歴史が垣間見え、それが絶妙に効いているように感じる。

踊っていなくとも、連の側で阿波踊りを見守る堂々とした佇まいは、

その背中に頼ってしまいたくなる安心感、信頼感が有ります。

音楽フェスやその辺でよくやっているイベントとは

ここが明らかに一線を画しています。

 

昨今お年を召した方への印象は、

若い世代にとって、背負わざるを得ない重しのような風潮があると思うのですが、

もう、全国メディアでお盆期間中は徳島の阿波踊りだけを流した方が、

24時間励ます押し付け番組よりも、

よっぽど日本の明日が輝く気がします。

 

3.参加してなお楽しめる

阿波踊りは、ごくごくシンプルな動作の繰り返しで、誰でも楽しめる踊り方です。

両手をあげればそれはもう阿波踊り

そして、阿波踊りの会場では、あちこちで輪踊り

(※輪踊り...ゲリラ的に連の人たちが輪になって踊り出すこと)

が起きていて、その中に混じって踊ることができるし、手招きで誘われます。(嬉)

恥ずかしがってちゃいけません。

その輪の中に一歩でも踏み出せば、連の人たちが笑顔で加えてくれ、

みんなで一緒にリズムや呼吸を共有できる、

あたかも自分が連員になったかのような一体感が生まれます。

 

以上が阿波踊りの所見です。

もしまだ日本国民で阿波踊りの本場徳島へお盆期間中の8/13~15に

行ったことがない人がいるとすれば、

絶対に絶対に行った方がいいと言いたいです。

フジロック?オンパク?オトダマ?ライジングサン??

阿波踊りにいけ!!

 


【買ったらより楽しめる押さえておくべきおすすめのチケット】

●南内町演舞場の最終時間のS席外(川)側

●あわぎんホールは必ず指定席で

●個人的に演舞場やホール、輪踊りで見れたら嬉しくなっちゃう連

 天水連、阿呆連、えびす連、娯茶平連、藝茶楽連、うずき連、天保連、苔作連...等

 

【徳島入りしたら食べたい&寄りたいグルメ】

●徳島ラーメン

甘いすき焼き肉と生卵入り。すだちを絞って食べるのが、阿波踊りで疲れた体に染み入る。

(阿波屋) 

https://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000179/

●早朝からやってる喫茶店

徳島へのアクセスってすごいしにくくていつも早朝につくんですが、そんな時に重宝する落ち着ける喫茶店。手書きのメニューの文字が美しい。

(たかしまコーヒー店)

https://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000656/

●なぜか発見した美味しいトンカツ屋

車を止める場所を探しまくって発見したトンカツの素晴らしく美味しいお店

(トンカツ潦(にわたずみ、と読む))

https://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36002023/

 

アナログカードゲームの魅力

仕事でお世話になった作曲家さんの奥さまが

日本で唯一のアナログゲームマスターをされている

あだちのYEAH!!!さんという方で、

ちょっとした隙間時間でもバックからゲームを取り出して

ワクワクするような時間をくれ、その人柄の可愛さや、

紹介している海外の魅力あるカードゲームの世界観から、

最近アナログゲームにはまっている。

 

いくつか買ったり、ギフトとしてあだち先生は通販もしているので

(ギフトの装丁もスゴく可愛い)

それらを大切な友達にプレゼントしている内で

自分でも欲しくなり、買った中で特に気に入っているのが

DOBBLEというカードゲーム。

3人という少ない人数で、理解するのにも2~3分あれば十分なので、

ちょっとした空いた時間に取り出して、家族の集まりや旅行時に重宝する。

 

そのほかにもあだちのYEAH!!!先生がインスタ紹介してる

ナンジャモンジャやキャプテンリノ、マラケシュなんかも

見るからに可愛く、楽しそうで人気も高くちょっとずつ集めて行きたいなぁ...。

 

マラケシュといえば、以前行ったモロッコでのサハラ砂漠の現地ツアーに参加した時、

英語が話せないのは私と夫だけで、他の中国人もドイツ人も、メキシコ人も、フィリピン人もみんな国境を越えて英語で話していて

その中で夜に「ジェスチャーで映画のタイトルを当てよう」というゲームが始まり...

ただでさえ英語を話せないのに

日本に入る映画のタイトルはほとんど和訳されて変えられるから、

全然ゲームに参加できなくて、わかったのはミニヨン位で、

寂しい思いをしたなぁ...

 

▼カードゲームのマラケシュはモロッコの首都にちなんでおり、

絨毯が有名。そんな絨毯を使って陣取りするゲームで本物の絨毯もとっても可愛い。

(露骨なぼったくり価格だったから買わなかったけど...)

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こういったアナログカードゲームの類の世界最大の祭典で

『SPIEL』というものが毎年ドイツであっているらしいという。

カードゲームのほとんどは難しい言葉がなくとも

感覚的に理解さえすれば楽しめるルールであることが多いので

言葉の障壁を越えて楽しめそうなこの祭典に、人生で一度は行って見たい。

 

ベジータの娘の名前

今って朝にドラゴンボールやってるんですね。

日曜の朝は寝潰してるので、初めて知りました…

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何気なく見ていたら、なんとブルマがトランクスに続く第二子を妊娠していて、出産の回でした。

「名前をなんてつけるんだろうねぇ

やっぱり下着からつけるのかなぁ。」と

夫と話していたら、

私はこの歳までしらなかったのですが、

サイヤ人=野菜人

の言い換えで、これまでのサイヤ人は野菜から全て命名してると夫が…‼︎

しらなかったしらなかった…‼︎‼︎

サイヤ人名前例】

ベジータ=ベジタブル

ターレス=レタス

ブロリーブロッコリー

ギネ=ネギ

パラガス=アスパラガス

ラディッツラディッシュ

トーマ=トマト

バーダック=ごぼう(英語)

 

などなど…

一番衝撃だったのは

カカロットがキャロットだったこと。

 

これ常識ですか?

30年間知らなかったから

サイヤ人の印象がガラリとかわりました。

大学生のころ、ベジータが歌うお料理地獄という歌が好きでよく聞いていたのですが、そういうわけだったんですね…

https://youtu.be/8fB25B9UAxY

鳥山明氏はすごい。。。

こどもが苦手な野菜を食べて、

デブ(魔神ブー)にもならず、

スーパー強くなるというメッセージがこめられているんですね…

フリーザが進化を続けてコンパクトになったのも、冷蔵庫の技術の進化が背景にあったのでしょうか。。。当時の冷蔵庫って野菜室にいれても、野菜すぐシナシナになって痛みやすかったですもんね。

 

前置きが長くなりましたが、

 

ベジータの娘の名前は…

ブラ

 

でした。(笑)

ブルマ一家の命名センスが受け継がれ、

ベジータが希望するサイヤ人らしい名前は引き継がれなかった様子。

夫は「キャミソール」と予想していて、

じわじわきました。

わたしは今流行りの「チクパー」=パクチー

も中々ありなんじゃないかなと

思っております。

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結婚式で素晴らしかった余興3選

結婚式で余興とか、二次会の幹事とか、

頼まれることがとても多いです。

 

二十代になって、

10年以上毎年2〜3回はやり続けてる気がするし、今年も既に2回目の余興に着手していて、来年も入ってきそう。。

そろそろプロを名乗っても良いんじゃないでしょうか。

毎回毎回、2〜3ヶ月くらい余暇を使ってアレコレ準備してる中で、フリーランスになってからは拘束時間が制作費を決める目安でもあるから、

(あれ…これ一件あたり100万でも足りない拘束時間と企画費と制作費と作業量だよね…)

…なんて考え出すと、途中大変虚しくなります。笑

でも、時折お金を包んで渡されることもあるし、自分だって結婚式もやったし…

いろんな葛藤を経て頑張るしかありません。涙

どんなに体を動かすことより、この心の葛藤を乗り越える時がいちばんツライ。

 

全国の余興やウェルカムボード、

二次会幹事を任されたあなた、

わたし、その気持ち、とてもわかります。

(合掌)

 

さて、それはさておき、

本題で、

今までみたorやった余興で、

面白かったよ、よかったよ3選を書いてみます。

 

●1選め

SMAPパロディ」

SMAPの内紛時にメンバーが並んで謝罪の映像がテレビで流れたのを覚えてるでしょうか。

あの時期、テレビでは連日のように報道されていて、ものすごい視聴率だったな。

メンバーが黒いスーツに一列に並んでゆっくりコメントをしていくのですが、

あの通りの再現を、

五人の男性が並んでお祝いのコメントを似たような口調、テンポ、格好、髪型、身長まで合わせて言っていくんです。

時事ネタは鉄板だし、

なんというか絶妙にソックリで、

さすがに国民的アイドルと比べると不細工(ごめんなさい)で爆笑しました。

もう今となっては、忘れ去られたネタですが、

時事ネタはいいなと強く思ったものです。

 

●2選め

「ディナーショー風」

ミュージカル女優と俳優の結婚式は

過去最高に心打たれました。

声楽科出身のご友人の方々が多く、

MCや、聖歌隊としても参加されていて、

新郎新婦が歌いながら入場してきたり、

途中歓談の時間に入った際には突然卓の一人が立ち上がってオペラを歌い出し、他の卓の人達もそれに続き、最後は高砂で新郎新婦交えて熱唱するという、

豪華絢爛すぎて、三万円のご祝儀が安く感じたほどです。

あまりにも素晴らしかったので、自分たちの結婚式でも真似してみましたが、

下手すぎて逆の盛り上がりをみせました。

ある意味オススメ、と言えます。

 

●3選め

「キャラクターグリーディング」

これは過去4回ほどやった鉄板ネタで、

今、どこの企業or団体にもキャラクターが大体いますよね。時にはLINEスタンプなんかを作ってる新郎新婦もいます。

そういった、二人ならではのコンテンツを実像化して会場を練り歩いたり、

あるいは二次会の司会や幹事、ダンサーしてしまうというネタです。

その際、制作のポイントは二つ

  1.  アナログな手法でつくる

  2.  中の人などいない

です。とにかくアナログであればあるほどいい気がします。既製品のカツラやお面はNG、100金に通い、新聞でハリボテでもなんでも手製感を残してお金でなく時間をかけて作りましょう。作れば作るほど、大の大人がかけたその労力や時間的価値が伝わります。。いまこそ、小学生時代に培った図画工作の技術を駆使する時です。

また、頭や体は、大きければ大きいほどいいです。迫力や異次元さがアップします。

もし、そんなのをつくる余裕がないときは小さなヌイグルミを、夜なべで作って身につけ、

黒のドウラン&お歯黒&全身タイツで、

人間を消してください。

化粧品のオススメのメーカーは三善です。

その貧相感がより面白く感じられます。

 

いろいろ書きましたが、

一つ言えるのが、

仕事を頑張ることも大切ですが、

大切な家族や友達の笑顔を思い描いて、

時間を過ごさせてくれる、

そんな結婚式準備がわたしは好きです。

(葛藤)

柚子の種は水に浸しておくと化粧水になるらしい

高千穂の食べる通信を取っていて、

今月は柚子づくしでたくさんの柚子が届いた。

身の部分は切り刻んで同じ分量の砂糖につけて柚子茶に。

種の部分はどうやら化粧水になるらしい

ほんとかな?

とりあえずやってみよう!

食べる通信によると

めちゃくちゃ簡単で、『種を水に一晩浸しておくだけ。』とな。

 

すると...

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おお!

種の周りにゼリー状の物質が...!

これがどうやら化粧水(ゼリー)らしい。

種を手にとって擦りあわせるようにして

ゼリー部分を手につけ

肌につけてみる...

 

なんだか突っ張ったような、

べたついたような感じ...

 

いいのか悪いのかわからないけど、こういう感じね〜

冬の風物詩として柚子活動今後続けてみようかな

 

LINEクリエイターズスタンプの「審査処理中」とは

LINEクリエイターズスタンプがマイブームである。

 

半年前までは数十個も作るなんてチョット大変...と思っていたのだが、

ここ数ヶ月の間になんと8種から作れるようになったと聞いて

それなら、と思い腰をあげたらすっかりハマってしまった。

写真もOKにもなったというし、

今やLINEスタンプの制作ハードルは多少のコツさえつかめば

小学生でも作れるのではないだろうか。

 

さて、そんなLINEクリエイターズスタンプ、審査に出すと、

ステイタスで審査段階がわかるようになっている。

これまでは以下の3段階に分かれていたのだが、

①審査待ち

②審査中

③承認orリジェクト

最近新たに『審査処理中』という項目が加わった。

この『審査処理中』だが、

②の前後で1日程度表示されていることが多い気がしている。

リジェクトの場合は比較的早くに連絡がくる印象なので、

『審査処理中〜審査中〜審査処理中』と行きつ戻りつしていても

特にリジェクトの心配をそこまでしなくともいいように思われる。

つまり、制作サイドは特に気にせず、待ってましょうということ。

 

それにしても、現在で申請番号IDは54万番台

世の中で申請を出している人の数の多さ...!!

日本人はほとんど何かしらの形で漫画やアニメに触れて育ってきてるし、

言葉で言い表せないことを絵で表現するのが本当に得意だと思う。

FBのメッセンジャーでもスタンプ機能があるけど、

ものすごく感情がストレートで、使いにくいスタンプが多く

LINEのスタンプ使いたいなぁっていつも感じる。

 

LINEスタンプで生み出されて、デジタル化された

54万個のスタンプたちは現代の日本人のクリエイティブ力の結晶だ。

スタンプというよりも、アートとして

もっともっと存在が見直されたり

他に可能性のある使われ方があるんじゃないかなぁ

 

全部のスタンプで特に良質なものを、広辞苑のような辞書化をして、

万葉集のように数百年、数千年後まで残っていくといいなぁ。

 

アマハラを観て 頭をよぎった山海塾とピナバウシュ

週末のこと。


ひょんなことから1日時間ができ、

奈良の平城京で面白い野外舞台があるから見に行きたいと

相棒がいうので行ってきた。

「アマハラ」という舞台だそうな。

http://ishinha.com/information/11801

上記URLだけちらっと見て、

その他あえて情報を頭に入れずに、

(頭にストーリーや前評判を入れ、それ通りか確かめるのも一種の楽しいのだが、どうやら芸術ものっぽい雰囲気を感じたので、Google検索は後からにした。)

当日券をゲットすることだけに集中して奈良へ。

 

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16時の販売開始まで一時間おきに整理券が配っているようで、

13時30分から並び始めて

十分と待たずに整理券をGET!

が、すでに80人待ち...(汗)

その後どうやら100席以上は当日券が確保されていると聞きホッと安心。

2〜3時間持て余したので、16時から開くという屋台ゾーンを物色

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戦後を思わせるバラック感に、なんだか...

この光景には既視感がある.....

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このちょっとオドロオドロしくもある雰囲気....(嫌いじゃない)

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よくわからないけど、椅子も売ってる。

おそらく舞台で使われるメインの小道具で、

ちょっとした伏線なのだろう。

.......。

そうだ、

アングラで、

ヒッピー感あふれるこの雰囲気は......、

武蔵野美術大学の芸術祭に似てるんだ!

そう気づいてから

アマハラは間違いなく白塗りの何かが出てくると確信。

武蔵美の芸祭って言葉に出せないけどこんな感じなんだよな〜〜っ

は〜〜〜っ

いいねいいね

と思いつつ、

時間までイオンなどで海苔巻きを食べながら待つ。

屋台が開くと「モンゴルパン」なるものも食べられた。

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アマハラのパンフレットとモンゴルパン。)

パンフレット読んでもよく意味がわからなかった。

芸術ってそんなものだよね...。

モンゴルパンも、なんていうかよくわからない味がした。

程なくして開演。

会場は大きな船のような作りになっていて、

思いもかけず大きな規模に期待が高まる。

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(↑開演前の舞台にて。写真を撮っていいかわからなかったので、問題があれば削除します。)

席数を数えてみるとおよそ600席。

職業病で、お金が頭をよぎるよぎる...

1人5500円×600=1日の収益330万、10日間の興業で3300万

設営に1000万としたら残る1300万でおそらく音楽と照明400、その他運営で100

パッと見て20名程度のスタッフだから一人当たり1万円として10日間

だとすると残り500万だから、舞台の出演者はMAXでも40人くらいか....

 

と頭のそろばんをパチパチしていたら、開演。

 

ほらね

 

やっぱり...

 

やっぱり

 

白塗りだったー!!

 

ストーリーは全然分からなかったのだけど、

(こういうのってわざとわからなくしてるのかな)

 

まるで山海塾やピナバウシュの関西版に平城京で出会ったような感覚。

何より良かったのは野外環境を活かした舞台。

大掛かりな船も途中登場したり、

遠くに平城京とススキが遠くでライトアップされて美しく輝き、

ほとんど車の音など聞こえない。

一瞬ここがどこかわからなくなる静寂で無機質な世界観

日常を忘れる素敵な公演だった。

 

舞台から出ると、屋台も大賑わい!

 

f:id:aitohgo:20161025164140j:plain中央では時間になるとサーカスも始まった。

(月の下にブランコが見える場所あたり)

ルーロー飯や台湾ラーメンなどをお腹に入れると

あったかくなって眠くなり、相棒と共に早々に会場を後にしました。

 

芸術って、

わかりやすいコミュニケーションをあえて遠ざけて

よくわからない動きや言葉を列挙したりすると、

出来上がり〜って(私は)思っちゃうんだけど、

それをやる勇気や行動力、

そして熱量が

簡単に踏み入れられそうで、踏み入れられない。

そうして、いつかできると足踏みしていたら、

いつの間にか大人になって

すっぽり常識の箱に収まっちゃって、そこが居心地よくなっちゃって、

そんな「無意識な自分」を再認識させられるから面白いんだよなぁ。

 

年をとればとるほど、もっともっと面白くなっていくんだろうな〜。

でもいつかあっち側に踏み入れたいな〜。