友人のアートなミニマリスト化
最近友人のアートなミニマリスト化が進んできている。
あえて「アートな」とつけたのは、
いわゆる家のものをほぼ捨て去って、
家具を無垢木と白だけで統一にしたよ!
...というものではないからだ。
そんな友人のうちの一人で、
眼鏡作家の友人から、引っ越し&改装お祝いおよばれがあり、
ワクワクしながら行ってきた。
!!素敵。
この中央の板と、サイドに置かれてる台は和紙で包んであって、
奥に見える障子横の網代編みなんかもお手製で、なんだか優しい気分になる...。
一個一個が無理なく、いいと思うものだけ、
友人が熟考して配置してあることが伝わって来る。
その人の人柄が見え、手間と時間をかけて出来上がった空間は
どんなにお金をかけたゴージャスなおうちより、
贅沢で素敵に見えた。
ついでに手料理コースもいただき、
シェパーズパイに不思議な香りの紅茶にミルフィーユ。
料理の選びや配置も、ささいなところにまで
選び抜いたささやかな美意識が溢れているように感じる。
昨今のミニマリストは、
テレビでも無機質で白や無垢の木に統一されている家庭をよく見るけれど...、
なんだかそれ自体が量産化されてて、個人的には違和感を感じる。
無印の市場操作なんじゃないかと思うほど笑
もし、本当にものを最小限に絞るのであれば
友人みたいに自分の審美眼をフルに発揮し、選び抜いた持ち物で、
個性を感じる空間作りをしたいな、と感じた夜なのであった。