結婚式で素晴らしかった余興3選
結婚式で余興とか、二次会の幹事とか、
頼まれることがとても多いです。
二十代になって、
10年以上毎年2〜3回はやり続けてる気がするし、今年も既に2回目の余興に着手していて、来年も入ってきそう。。
そろそろプロを名乗っても良いんじゃないでしょうか。
毎回毎回、2〜3ヶ月くらい余暇を使ってアレコレ準備してる中で、フリーランスになってからは拘束時間が制作費を決める目安でもあるから、
(あれ…これ一件あたり100万でも足りない拘束時間と企画費と制作費と作業量だよね…)
…なんて考え出すと、途中大変虚しくなります。笑
でも、時折お金を包んで渡されることもあるし、自分だって結婚式もやったし…
いろんな葛藤を経て頑張るしかありません。涙
どんなに体を動かすことより、この心の葛藤を乗り越える時がいちばんツライ。
全国の余興やウェルカムボード、
二次会幹事を任されたあなた、
わたし、その気持ち、とてもわかります。
(合掌)
さて、それはさておき、
本題で、
今までみたorやった余興で、
面白かったよ、よかったよ3選を書いてみます。
●1選め
「SMAPパロディ」
SMAPの内紛時にメンバーが並んで謝罪の映像がテレビで流れたのを覚えてるでしょうか。
あの時期、テレビでは連日のように報道されていて、ものすごい視聴率だったな。
メンバーが黒いスーツに一列に並んでゆっくりコメントをしていくのですが、
あの通りの再現を、
五人の男性が並んでお祝いのコメントを似たような口調、テンポ、格好、髪型、身長まで合わせて言っていくんです。
時事ネタは鉄板だし、
なんというか絶妙にソックリで、
さすがに国民的アイドルと比べると不細工(ごめんなさい)で爆笑しました。
もう今となっては、忘れ去られたネタですが、
時事ネタはいいなと強く思ったものです。
●2選め
「ディナーショー風」
ミュージカル女優と俳優の結婚式は
過去最高に心打たれました。
声楽科出身のご友人の方々が多く、
MCや、聖歌隊としても参加されていて、
新郎新婦が歌いながら入場してきたり、
途中歓談の時間に入った際には突然卓の一人が立ち上がってオペラを歌い出し、他の卓の人達もそれに続き、最後は高砂で新郎新婦交えて熱唱するという、
豪華絢爛すぎて、三万円のご祝儀が安く感じたほどです。
あまりにも素晴らしかったので、自分たちの結婚式でも真似してみましたが、
下手すぎて逆の盛り上がりをみせました。
ある意味オススメ、と言えます。
●3選め
「キャラクターグリーディング」
これは過去4回ほどやった鉄板ネタで、
今、どこの企業or団体にもキャラクターが大体いますよね。時にはLINEスタンプなんかを作ってる新郎新婦もいます。
そういった、二人ならではのコンテンツを実像化して会場を練り歩いたり、
あるいは二次会の司会や幹事、ダンサーしてしまうというネタです。
その際、制作のポイントは二つ
1. アナログな手法でつくる
2. 中の人などいない
です。とにかくアナログであればあるほどいい気がします。既製品のカツラやお面はNG、100金に通い、新聞でハリボテでもなんでも手製感を残してお金でなく時間をかけて作りましょう。作れば作るほど、大の大人がかけたその労力や時間的価値が伝わります。。いまこそ、小学生時代に培った図画工作の技術を駆使する時です。
また、頭や体は、大きければ大きいほどいいです。迫力や異次元さがアップします。
もし、そんなのをつくる余裕がないときは小さなヌイグルミを、夜なべで作って身につけ、
黒のドウラン&お歯黒&全身タイツで、
人間を消してください。
化粧品のオススメのメーカーは三善です。
その貧相感がより面白く感じられます。
いろいろ書きましたが、
一つ言えるのが、
仕事を頑張ることも大切ですが、
大切な家族や友達の笑顔を思い描いて、
時間を過ごさせてくれる、
そんな結婚式準備がわたしは好きです。
(葛藤)